里の便りvol.8 夏の名残と、また新しい季節の予感



 花を摘みトンボを追いかける子どもたちの笑い声。静かに読書を楽しむひとり旅のお客様。バケツをひっくり返したような山の夕立。その後の青空とヒグラシの音色。かまどから煙が立ちのぼるとやがて香ってくるごはんの匂いが、一日分の空腹を知らせてくれる・・・。そんなカミツレの里の夏の一ページ一ページが、もう懐かしく思い出されます。
 
 
 
 
 8月10日~12日には、『カミツレの里の自然体験教室』も開催させていただきました。おやさい畑でトマト、なす、きゅうり、ズッキーニを収穫して、かまどの直火でカレーづくり・・・。里のあちこちにある自然の木からお気に入りのものを見つけて少し切り取り、良く磨いて、オイルを染み込ませてまた磨けば、それだけで世界にふたつと無い、宝物になりました。
 
 
 あっという間に過ぎたカミツレの里の夏。でも涼しい夜風に当たるたびに、新しい季節の到来が待ち遠しくなります。カミツレの里でお休みいただくことや、華密恋のカモミールのちからが夏の疲れを心身から癒し、また新たな季節を元気に過ごしていただけますように・・・。そんなお役に立てましたら、とても嬉しく思います。
 

 
【イベント予告】
カモミール定植体験
 10月下旬には、1泊2日の「カモミール定植体験」を実施予定です。イベント告知はフェイスブック、インスタグラム、ホームページにて。カミツレの里の秋の農作業、カモミールを植えつけていく体験では、大地と繋がることで人間本来の感覚が呼び覚まされていく時間を、お過ごしいただけましたら幸いです。お一人様でもご家族でも大歓迎のイベントです!